【緑脳】いつ、誰が、どこで、誰と、誰に、何を、どんな風にしたのか?

エマジェネティックス®によって明らかになった特性を理解することで、コミュニケーションが大きく改善し職場が明るくなり、儲かる組織にすることができます。

pencilparker / Pixabay

緑(構造型)思考はプロセスを重視します。意思決定を行う上でもプロセスが見えることが必要であることが多く、具現化する手法、手順がわからないことは判断を避けようとする傾向があります。 報連相においても緑思考は、「いつ、誰が、どこで、誰と、誰に、何を、どんな風にしたのか?」等、時系列を追って知りたい(知らせたい)と考える傾向があります。 プロセスが不明確な状態で検討されたことは信頼性が低いと考える傾向があるからです。  

緑(構造型)思考顕性上司が気をつけるべきこと

緑潜性の部下はプロセスについて全く重要視していないことがあります。部下が青顕性であれば目的や理由が分かればよいと思っていることが多く、赤顕性ならばその仕事をやることで「誰が喜ぶか」「誰に迷惑が及ぶのか」を重視する傾向があります。黄色顕性ならばその仕事のどこが「他と違う」「新しい」のかが重要であって、プロセスは不要と考えることが珍しくありません。 また、緑潜性である場合、プロセスを明確に覚えていないことも珍しくありません。 過去の経緯について説明を求めても、正確な内容を覚えておらず、曖昧な回答が返ってくることがあります。それは記憶が曖昧であるが故なので、経緯について詰めていくことが大きなストレスにつながることがあります。 プロセスを知りたい場合は、相手に十分な時間を与えること。また、曖昧な回答が返ってきた場合に質問を行う場合も、一度で正しい記憶にたどり着かない可能性があることを常に頭において、根気強く繰り返し質問をする必要があります。 ただし、あまりに繰り返し質問をすると、相手に大きなストレスを与えることがありますので、最重要事項に絞った方が無難です。

緑(構造型)潜性の部下が気をつけること

緑顕性の上司は詳細にプロセスが理解できないことを嫌がる傾向があります。ポイントだけを伝えるのではなく、できる限り時系列に沿って、「いつ、誰が、どこで、誰と、誰に、何を、どんな風にしたのか?」等をメモに残し、説明するように心がけるとよいです。 何度もプロセスについての質問が飛んでくることがありますが、それは詰めようとしているのではなく、判断に必要な情報を集めようとしているだけであると考えてください。     エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。 日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。 そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。

タイトルとURLをコピーしました