柔軟性の違い / 2018.04.07
【柔軟性】それ、今決めないとダメ?
エマジェネティックス®によって明らかになった特性を理解することで、コミュニケーションが大きく改善し職場が明るくなり、儲かる組織にすることができます。

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柔軟性は異なる考えや状況を受け容れようとするエネルギーです。
柔軟性左寄りは変化が必要であっても、できれば現状維持を望みます。いわば、変わりたくないというエネルギーは大きい。
柔軟性右寄りは変化が必要であれば、それを受け容れ、変化してしまう傾向があります。言い換えると、変わりたくないというエネルギーは少ない。
柔軟性左寄りの上司は、物事が定まった状態であることを好みます。
したがって、何かの相談をすれば、早期に結論をだしてくれる傾向があります。
柔軟性右寄りの上司は、様々なオプションをとることが出来る状態を好みます。
そのため、何かを決めるのはできるだけ先にしたいと考える傾向があります
部下から見ると、柔軟性左寄りの上司は決断が早い上司と見え、柔軟性右寄りの上司は優柔不断な上司と見えるかもしれません。
柔軟性左寄りの上司は、一度決めれば揺るがないので、頑固な上司に見えるかもしれません。
これらは「見える」だけで、事実はどうなのかはわかりません。
この「見えている」だけであることを忘れないでください。
方針を早い決めても、環境の変化で方針を変更する必要に迫られることがあります。
左寄りの上司は、そうした変更を避けようとする傾向が強いので、変化に対応できないかもしれません。
右寄りの上司は、変化を受け容れようとするあまり、最初に決めたことをないがしろにしてしまうかもしれません。
どちらが良いとか、悪いということはありません。
皆が様々な特性、強みを持ち寄って集まっているからこそ、素晴らしいチームになるのです。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。
日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。
そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。