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会議で多くの人から意見を得る方法

ある有名な上場企業の役員が、あるウェブメディアで発言していました

「我が社の会議で発言をしなかった人は、二度と次の会議に参加させません」

このルールは、確かに参加者全員の発言を促す効果はあるでしょう。

しかし、「発言する」ことはできても、意見を正しく吸い上げることができるかどうかは疑問です。

chief22880 / Pixabay

自己表現性右寄り、自己主張性右寄りは、会議で意見を発言することにためらいはないですし、意見を言うのが当たり前と感じます。

しかし、自己表現性左寄りは、人数の多いところで発言することには抵抗がありますし、自己主張性左寄りはもめるくらいなら言わない方がよいと感じますから、会議での発言をストレスに感じることがあります。

自己表現性左寄りは発言するまでに時間がかかりますから、発言するまでに時間を与えてあげる必要がありますが、こうしたルールを運用している企業の場合は考える時間をあまり与えていないことが大半です。

ルールによって強制的に発言させたとしても、自己主張性左寄りの人達は、もめるのは嫌と感じるので、本来の意見とは異なる意見に同調してしまう傾向があったり、本心とはことなっても、前に発言した人の意見を繰り返し述べることがあります。

リーダーの多くは、チームメンバー全員の意見を聞いて、可能な限り全員の合意を得てチーム運営をしたいと考えているはずです。

しかし、「発言をさせる」ことが「意見を聞く」ことにはなっていないことに気づいていないことが多いのです。

 

自己表現性左寄りの人の意見を聞きたい時は、少人数にすることです。

会議では、全員に対して「意見はないですか?」と聞くのではなく、まずは隣の人とペアになってもらい、意見を出し合ってもらいます。各ペアで出た意見を教えて下さい!と言えば、自己表現性左寄りの人も意見を出しやすくなります。

 

自己主張性左寄りの人は、自分の意見で会議が紛糾することは絶対に避けたいと考えます。そのため、当たり障りがないように・・と考える傾向が強い。

そこで、「全員付箋に『無記名で』意見を書いて下さい」と誰が言ったかわからない状態で意見を書いてもらいます。

この時の前提条件は、出てきた意見の否定をしてはいけないというルールの元に行う事です。

自己主張性左寄りは否定されること、間違いと言われることを嫌がるからです。

 

こうした、様々な特性にあわせた会議運営の工夫をすることで、従来は埋もれていた意見を集めることができるようになります。

 

 

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