社長には○色がないとダメですよね?

エマジェネティックス®研修に参加された社長様から、よくこんな質問を戴きます。「社長には黄色がないとダメですよね?」この認識、いろんな意味で間違ってます。

Tumisu / Pixabay

まず、特性に「ある」「ない」はありません。誰しも3つの行動特性と4つの思考特性を持っています。脳が欠けているということはないので、だれしも「ある」のです。

エマジェネティックス®で「○色が顕性である」というのは、「その色の脳を意識しなくても使っている」「常にその脳を無意識で使っている」という意味です。

顕性でない(=潜性である)ということは、意識しないと使わないけれども、意識をすれば使うことができるという意味です。

どんな特性を顕性にしていても、誰しも「全ての脳を持っています」し、「どの脳も使うことができる」のです。「ある」「ない」という概念がそのものが存在しないのです。

また、「経営者に黄色が必要」かというとそういうわけではありません。エマジェネティックス®では、職種や業種に適したプロファイルは存在しないとお伝えしています。

自分のプロファイルをどう活用していくか?が重要なだけで、この色でないとこの仕事ができないということはないのです。

なお、創業社長に黄色顕性である人が圧倒的に多いのは事実です。黄色脳で、根拠なく「自分だけは上手くいく」と信じることが出来ないと創業はできません。こうした思考を自然に行うのは黄色顕性の特徴です。そのため、創業者に黄色顕性である方が多いのは間違いないと思われます。

ただ、黄色を顕性としていないとダメか?というとそんなことはありません。黄色は山のような失敗をします。失敗が大きすぎて会社を潰してしまうことも珍しくありません。黄色潜性で手堅くビジネスを展開される社長様もいらっしゃいます。

経済誌 Forbes では、毎年世界のトップ企業200 などの企画がありますが、そのトップ企業の経営者の中には、エマジェネティックス®プロファイルを取得されている方がいらっしゃいます。すると、ものの見事に様々なプロファイルを見ることが出来ます。この特性でないと成功しないというわけではないのです。

青(分析型)顕性のトップであれば合理的・論理的思考で無駄のない仕組み作りが得意です。そこを追求すれば強い会社を作れるはずです。

緑(構造型)顕性であれば、決められたことを決められた通りにコツコツやっていくことが得意です。同じ品質のサービスを多くのお客様に等しく提供できるわけですから、大きな差別化になります。

赤(社交型)顕性であれば、人の気持ちに寄り添うことが得意で、人と人をつなぐことが得意です。人脈を広げることでビジネスの拡大につながるでしょう。

黄(コンセプト型)顕性であれば、常識的に考えつかないようなアイディアが次から次へと湧いてきます。競合他社と異なるサービス、商品を考え出すことで差別かができるでしょう。

それぞれの特性によって、得意とする「やり方」、好みの「手法」が違うだけで、こうでなくては成功しないというものはありません。

「この仕事(職務・職業)に○色が必要」ということはなく、以下にして自分の特性を活用するかこそが重要なのです。

エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。

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