エマジェネティックス®には、なぜNGワードがあるのか?

エマジェネティックス®研修を受講された方からいただく質問の中に「エマジェネティックス®には、なぜNGワードがあるんですか?」というものがあります。

基礎知識強化コースや、社内講師資格取得コース、管理職向け現場活用トレーニングコースではエマジェネティックス®では、NGワードというものがあるとお伝えしています。

参考:エマジェネティックス®における「NGワード」

各特性について学んでいても、どうしても自分にとって潜性である特性については、正しく理解することが難しく、様々な誤解が生まれることがあり、ネガティブに感じてしまうものです。

実は、コミュニケーションの問題の多くは、誤解や思い込み、決めつけで起きていることがほとんどなのですが、この「ネガティブに感じている」ことを「言葉にする」と、それを深刻化させます。

例えば、「あの人は赤が弱いから・・・」「柔軟性がないので・・・」という表現はNGワードです。

「強い(弱い)」「ある(ない)」「高い(低い)」といった言葉を使うと、強い方が良い、ある方が良い、高い方が良いと、誤解を招くことになります。

しかし、右寄りが良く左寄りが悪いわけではありませんし、右寄りが悪く左寄りが良いわけでもありません。単に、右寄りか左寄りというだけです。

プロファイルの違いが個性の違いとなり、多様な個性の集合体こそが、大きな成果を生み出します。そこで、正しい表現をすることで、こうした誤解を減らそうというわけです。

実際、NGワードが蔓延する組織では、エマジェネティックスに対して間違った認識を持つ人が多くなってしまい、社内で活用されなくなることが珍しくありません。

Clker-Free-Vector-Images / Pixabay

しかし、エマジェネティックス®について正しい理解が身につき、組織内で正しく利用されると、次のような効果を感じることができるはずです

  • 同僚に悪い奴はいないと感じることができる(皆、良かれと思って行動・発言していると思える)
  • 互いに思いやり、気遣いをすることができる
  • 得意なことを得意な人が行い、苦手なことを苦手な人が無理して頑張ることが減るので生産性が上がる
  • コミュニケーションが活発になる
  • お互いの信頼感が高まる
  • 毎日が楽しくなる

これらの効果を得るための条件は「正しく理解すること」です

NGワードを使ってしまうと、正しい理解の妨げとなります。

エマジェネティックス®は相互理解のための道具です。

違いを理解し、尊重するために存在します。

NGワードは、そうした相互理解の妨げとなります。

NGワードを使うと、色による「決めつけ」が生まれたり、色による「言い訳」に発展することが劇的に増えます。

NGワードを使わない組織であると、エマジェネティックスについての理解が早く進み、成果に繋がりやすくなります。

だから、NGワードを指定し、その使用を戒めているのです。

エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。

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