上司の青思考はまるで「詰められている」ように感じる

エマジェネティックス®における青(分析型)思考は「なぜ」が気になる思考です。 青思考顕性の上司が、部下の報告に対して「??」と思ったときは、「なぜ?」という質問を部下に投げかけることが多くあります。 部下が青潜性であった場合、この「なぜ?」は、まるで詰められているかのように感じます。 青思考は単純に「理由」を知りたいだけです。問題の原因がわかれば再発防止ができる。その問題の真因を探りたいために「なぜ?」と聞きます。決して、責任の追及をしたいわけでも、人を責めたいわけでもありません。 ところが、部下が青潜性で、且つ、赤顕性であった場合、この「なぜ?」が責任追及をされていると感じたり、怒られているように感じてしまいます。なぜ?が思いつかないことがあったり、青脳が求めるポイントとずれた回答となることが多いので、その点を上司の青脳が更に指摘した場合に「詰められている」と感じます。論理的に話をされたときに、ついていけず、自分が悪いと勘違いしてしまうのです。

青(分析型)思考顕性上司が気をつけるべきこと

青潜性の部下の失敗があったとき、「失敗させてごめんね。仕組みの欠陥があると思うので、仕組みのどこが問題だったかを一緒に考えてくれないか?」と部下に非があるわけではないと宣言します。 途中で「なぜ?」と投げかけたいときも、相手が「詰められている」と感じる可能性があることを意識して、「君を責めているわけでないよ。仕組みの問題点を探しているだけだ」というメッセージを出していくことを意識しましょう

青(分析型)潜性の部下が気をつけること

青顕性の上司はまずは「結論」、その後、その「理由」を知り、それが論理的、合理的でないと嫌がります。 報連相をする場合は「まずは結論」その後「理由」を言うこと。途中のプロセスは上司から質問があった部分だけ言えばよく、良かれと思って付け加えると「無駄」と感じて聞いてもらえないこともあります。 また、上司が言う「なぜ?」にはなんの悪意もないことを覚えておきましょう。決して「詰めよう」「やっつけよう」「詰問しよう」とは思っていません。あくまでも、合理的なやり方になっていない部分、エラーの起きた原因(仕組み)を知りたいという考えだけです。     エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。 日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。 そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。

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