【思考特性の違い】仕組化・序列を作る・人と人をつなぐ・大きな絵を描く、それぞれの創造性

創造性は黄色脳の専売特許ではありません。 どんな特性にも創造性はありますが、その内容・意味が異なります。 それは、特性によって好むスタイルが異なるからです。

Ramdlon / Pixabay

分析型(青脳)にとっての創造性は「仕組み化」

青脳は「仕組み化」することが得意です。 無駄を嫌う思考は、次に同じ仕事をするなら無駄のないやり方をしたいと考えます。 後々時間を短縮できるようにするためならば、一時的に時間をかけて苦労をすることは厭いません。 ただし、かけた時間が後々、短縮される時間を超えるように、「費用対効果」を考慮した上で行います。 どんなビジネスであっても、持続的に成長させるためには仕組みが必要です。 青脳はその仕組みを整えることを求めますし、得意としています。  

構造型(緑脳)にとっての創造性は「秩序を作る」

緑脳は明確な方針や手順を求めることから、「秩序を作る」ことが得意です。 初めての仕事などでも、その仕事のやり方、手順、ルール、ガイドラインを求めます。 何らかの方針や基準が示され、既存の方針や基準と矛盾している場合はそれに気づきます。 その気づきを指摘することによって、秩序が生まれ、整備されていきます。 どんなビジネスであっても、持続的に成長させるためには定まったプロセス、ガイドラインが必要です。 緑脳はそうした秩序をつくることを求めますし、得意としています。  

社交型(赤脳)にとっての創造性は「人と人をつなぐ」

赤脳は人と人との関係性を重視する特性であり、「人と人をつなぐ」ことを得意としています。 問題が発生した場合は、その問題に関わっている人が誰か?と最初に「人」に関心が向き、解決も人によって解決しようと考えます。 その問題解決にもっとも適した人物は誰か?が思いつきますし、誰と誰が一緒に力を合わせるとよいのか?が瞬時に頭に浮かびます。 どんなビジネスであっても、持続的に成長させるためには定まった人と人との繋がりが必要です。 赤脳はそうした人と人との繋がりを作ることを求めますし、得意としています。  

コンセプト型(黄脳)にとっての創造性は「大きな絵を描く」

黄脳は根拠なく様々な未来の姿が思い浮かぶ特性であり、「大きな絵を描く」ことを得意としています。 アイディアが次々に浮かんできますし、ある日突然、天からおもしろい考えが降りてきます。 そうしたアイディアは「映像」として頭に浮かび、ゴールまでのプロセスは気にならず、結果だけが次々と頭の中に絵として現れてきます。

それらのアイディアは他人と異なる独自のものであることを好み、それが大きな差別化につながることも珍しくありません。 どんなビジネスであっても、持続的に成長させるためには大きなビジョンが必要です。 黄脳はそうした「大きな絵を描く」ことを求めますし、得意としています。  

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