エマジェネティックス®にて表される特性によっては、同じ言葉を使ってもその解釈・意味・内容が異なることが珍しくありません。 参考：特性によって言葉の定義（意味・解釈）が異なる 例えば、青思考（分析型）は、自分の強みを「論理的」であると考えます。 ところが、分析型を潜性としている人の中には、自分の強みは「論理的」であることだと主張する方がいらっしゃいます。 ところが、青思考から見ると全く「論理的」であるとは言えないということが大半です。 これは、言葉の意味の解釈・定義が異なることから発生していることです。
例えば、こんな会話は全く「論理的」という言葉の意味が違うことがわかります。 上司「論理的に考えてさ、このやり方嫌いなんだよ。だからやらない」 部下「嫌いなのはわかりますが、論理的に考えてこのやり方が一番無駄がなく、合理的です」 上司「だってさ、俺が嫌いってことは論理的に考えて他の人も嫌いってことじゃん」 部下「人によって普通は違いますので、誰もが嫌いというのは合理性に欠けます。」
青思考にとっての「論理的」とは？
- 客観的事実やデータに基づく（伝聞・推察ではない）
- 合理的である（感情的・感覚的ではない）
青潜性の人が考える「論理的」とは？
- 伝聞に基づく（あの人が言っているから正しい）
- 推察（○○に違いない）
- 根拠がない（感覚的に○○のはずだ）
- 感情的（○○の方が気持ちがよい(悪い)から当然人は○○するはずだ）
このように、全く考え方が違い、解釈が違います。 抽象的な言葉の多くは、こうした言葉の意味・内容・解釈・定義が異なることを忘れないで下さい。 言葉の定義が違うので、同じ言葉を使って話をしても、全く伝わらなかったり、異なる伝わり方をすることがあるのです。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。 日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。 そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。
