【柔軟性右寄りあるある】決まってしまうとやる気を失う

エマジェネティックス®プロファイルによって示される行動特性の違いは、職場で大きなストレスを生むことがあります。コミュニケーションの問題の多くは、人の目に見える行動によって引き起こされています。行動特性を押さえることが、最も早くコミュニケーションをよくするコツです。

qimono / Pixabay

柔軟性は「異なる状況や意見を受け容れようとするエネルギー」です。自ら企図しない変化を受け容れる事に要するエネルギーやストレスの度合いとも言えます。柔軟性右左寄りは、異なる状況や意見を受け容れるのにストレスを感じません。変化を歓迎することが多く、曖昧な状況を好みます。

そのため、社内で何らかの案件を検討していたとき、様々な意見が出てくる状態を楽しみ、心地よいと感じます。ところが、議論が収束して決定事項ができると、途端にどんどんエネルギーが失われていきます。様々なオプションがある状態を心地よいと感じ、決まってしまうと居心地が悪いと感じてしまうのです。

リーダーが柔軟性右寄りだと、物事を決めるまでは嬉々として議論に参加しますが、意見がまとまると「自分の仕事は終わった」と興味を示さなくなることがあります。メンバーがその姿を見ると、このリーダーについていっても大丈夫か?と不安を感じることも有り得ます。

また、議論の末に決めた事があっても、「やっぱりこうした方がよいのでは?」と数日経過してから議論をぶち壊すことを平気で言ってしまうことも珍しくありません。

決め事をひっくり返されるのは、柔軟性右寄りにとっては大したことはないと思っても、左寄りにとっては大きなストレスです。ところが、右寄りに悪気はなく、過去に議論したことさえも忘れていることがあります。

柔軟性右寄りは、決めてから形にするまでが重要であることを認識しておく必要があります。

柔軟性左寄りは、決めたことでも変更しなくてはならないことがあることを覚えておく必要があります。

お互いの違いを認識して、少しずつ歩み寄れば、ストレスを減らすことが出来るはずです。

エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。

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