自己表現性の違い / 2022.08.22
そもそも「言いたい」わけではない
自己表現性は自分の思っていることを表に出したいというエネルギーです。
何か思っていることがあったとき、左寄りは「『表現したい』と思っていません」が右寄りは「『表現したい』と思ってしまう・つい顔に出てしまう」という特徴があります。
自己表現性右寄りの場合は、意見があれば「言いたい」というエネルギーが強いので、「言えなかった」ことを後悔したり、ストレスに感じたりします。
しかし、自己表現性左寄りの場合は、意見があっても大人数を前にしては「言いたくない」というエネルギーが強いので、「言ってしまった」ことを後悔したり、「言わされた」時に大きなストレスを感じたりします。
EG研修を受講いただいた方で、自己表現性右寄りの方がつい勘違いしてしまうのが、「左寄りの人は意見が言えなくてストレスになっているのでは?」と感じてしまうことです。
上述のように、たとえ何らかの意見が自分にあったとして、大人数の前で発言することを嫌いますし、言わないで済むとほっとしていることが多いのです。
それにも関わらず、自己表現性右寄りの方に、みんなの前で「意見聞かなくてごめんね! 意見を言って下さい!!」と注目を浴びてしまう上に大きな声を出さないといけなくなるようなシチュエーションを作られると、左寄りの方は本当に大きなストレスを感じています。
自己表現性右寄りの方もよかれと思って質問されていると思いますが、左寄りの方に対する気遣いで言うならば、みんなの見ていないところで、そっと小さな声で聞いてあげた方が良いのです。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。
日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。 そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。