プロファイルが○○だからといって、必ず□□とは限らない

エマジェネティックス®研修の初級を受講した後、エマジェネティックス®のことを何でも解ったつもりになってしまい、ついついやってしまうがちなことがあります。 それが、「プロファイルが○○だから、□□に違いない」と決めつけることです。  

これはエマジェネティックス®では厳に「やってはいけないこと」とされています。

以前、「エマジェネティックス®はデータを重視しています」という記事でもお伝えしましたが、EGのプロファイルは、統計により算出されています。 「○問目のアンケートで○番と回答する人は△△という傾向がある」ことを統計データを元に分析、レポートしているのです。

あくまでも統計ですから、「○○する傾向がある」「○○を好む可能性が高い」とは言えますが、「必ず□□する」「□□が得意なはず」とは言えません。  

プロファイルは万能ではありません。 プロファイルを見れば、思考や行動の特性、好み、得意なこと、苦手なことの「傾向」「可能性」はわかりますが、必ずしもそうだとは言えないのです。  

もし、プロファイルを理由に自分の個性を決めつけられるとどう感じるでしょうか? プロファイルは、コミュニケーションスタイルの違いを理解するための補助ツールであって、全てを示してくれるものではないということは覚えておかねばなりません。  

エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。 日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。 そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。

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