株式会社テルズ&クイーン

本当にEGを導入するまでは社員のことをすごく勘違いしていました

株式会社テルズ&クイーン

エマジェネティックス®(EG)のことを何で知りましたか。

鈴木一輝社長)3年前ぐらいに経営の勉強をしている勉強会で知りました。
勉強会のプログラムの中で株式会社EGIJの賀川社長がエマジェネティックス®についてお話しされていて、すぐにその場で申し込みをしました。

御社はエマジェネティックス®(EG)を現在どのように活用されていますか。

社長)エステサロンを経営しているということもあり、一般社会に比べると女性が多い会社で、それ故に当社では派閥が非常に起きやすい環境なんですよね。
そういう派閥を極力なくすという部分でも、EGというのは自分のことも分かるし、他人のことも分かるというところが一番良いところだなと思い、活用しています。

矢作さん)特に私は人とコミュニケーション取るというのはどちらかというと苦手な方なんですよね。でもEGを知ったことで以前よりも相手のことを容認したり、受け入れられるようになったので、実際店舗を巡回する時にも「緑顕性だから○○の部分に気を付けよう」とか「行動特性が左寄りだからもうちょっと待ってあげようか」といったようなアドバイスや会話がすごく増えました。自分自身もそうですが、まずは相手を認めることが重要だと思うのですが、エマジェネティックス®のおかげでそれが自然とできるようになりました。あと本社の中では皆さんEGについて知ったことによって、旦那さんとの関係で、「うちの旦那はこの顕性色だろう、だからああだこうだ」という風に定着していっているのがすごく良いなと思っています。

社長)組織編制には非常に参考になりますよね。当社は全従業員97名いますが、8割転勤させているので、決定の道具としては使いませんが、可能な限り色々な特性が集まるように配慮しています。特に新しく入った社員のお世話係は、同じフィーリングや感覚を持っているので、似ているプロファイルのスタッフを付けるようにしていますよ。

エマジェネティックス®(EG)を実際に活用いただくようになって初めて気づいたメリットはありますか。

社長)私たちは営業の仕事なので、どうしても数字が不可欠です。そうした時に右寄りだと以前は「この子は出来る」とか、おとなしいと「この子は出来ない」っていう自分の感覚で組織を運営している部分がありました。どうしても自分と同じ特性で右寄りの子にエネルギーを注いだり、プラスの評価をしてしまったりしていたんですね。それが今まで「この子は出来ない」と思っていたことが「そうではないんだ」と「持ち味なんだ」っていうことが自分自身だけではなく、店長たちも分かるようになるので、そうするとやはり接し方や言い方も変わってきます。そういったメリットはすごく感じましたし、気付けましたね。店長たちの部下に対する教え方が今までは自分の持ってる価値観とか経営計画書に書いてあるものを基準にかみ砕くことなく伝えて教育してたものを、そうではなくて「この子にはこういう風に言ってあげた方が伝わりやすいよね」っていう風に、完璧ではないけれども人によって指導の仕方を変えられるようになってきたのではないかなと思います。

矢作さん)一番最初に感じたメリットは、社長との関わり方ですかね…(笑)。 もう付き合いも長いので、「お前のことはよく分らん」って言われ続けてはいましたけど、多少エマジェネティックス®で受け入れて頂いた部分はあるなって感じてますし、私も「社長はこういう風だから多分こういうこと聞いてくるだろうな」って事前準備したり考えるようになったなって思います。

社長)やっぱり口癖がね、「俺と28年仕事しててお前こんなことも理解出来てないの?」とか「俺のこと分かってねぇじゃん」とか「何やってんの?」とか、自分の奥さんよりも付き合いが長いから、言わなくてもいいことをついつい言ってしまうし、求めてしまう部分があったんですが、エマジェネティックス®のプロファイルを意識することで、そういった部分は楽になりましたよね。

実際に導入いただいてから、社員の方々はエマジェネティックス®(EG)について何と言っていますか。

矢作さん)研修受けた社員はみんなとにかく「面白い」と言っています。人に対して「なんでこの子ってこうなんだろう?」って理解出来なかったことが、研修受けたことによって「あ、だからこうなんだ」って理解できて、「人間関係もすごく楽しくなった」って言ってますね。
今もEGを知ってすごく楽しいって声はよく聞きますよ。
それと各店舗にプロファイルを貼って、掲示しているので、誰が右寄りでだれが左寄りっていうのが一目でわかるようになっています。
「何か指導したり、何か話をしようとしたときにそれを見ながら簡単に話が出来るので良い」とも言ってます。難しくないっていうのがポイントですね。

エマジェネティックス®(EG)を導入する前に、ご自身や組織が直面していたのは、どのような課題ですか。

社長)やっぱり離職率が高かったことと指導の仕方ですよね。極論から言うと指導の仕方が離職に繋がってしまう訳なんですよね。共通言語や道具が無ければ、その子に合わせた指導って難しいじゃないですか。それは生きてきた感覚の中で失敗を繰り返していってある意味特殊な能力だと以前は思っていました。例えば子どもが産まれてお母さんになれば、ある程度自分の生命を生み出すわけだから、「この子はこういうタイプかな」というのはある程度分かるんだけど、二十代半ばの女の子がその人に合わせて指導するということは難しいし、またその子に合わせて言葉を変えてあげなければいけないって、これほど難しいことはないと思ってたんです。でもエマジェネティックス®という科学的な道具で経験が無くてもプロファイルが解れば相手にあわせてコミュニケーションが取れるということが解かりました。
実際、以前は派閥ができやすかったのですが、EGを活用するとこの派閥を極力なくすことができるので、この点が一番の改善出来たところだと思います。
結果として離職が減ってきました。なんで離職が減ったのかというと、店長自身、サブ店長自身の教育方法、言い方が変わってきたっていう部分だと思いますね。

矢作さん)以前は人間関係の部分で問題が起きていましたね。コミュニケーションはもともと悪い会社ではないんですけど、会議とかお店の中の打ち合わせでどうしても自己表現性左寄り(物静かな傾向)の子が発言せずに、右寄り(多弁な傾向)の子が発言する、それでも成立してたんです。でも左寄りの子の意見も待って聞いてみたり、聞けるような空気感つくったりとか、エマジェネティックス®を知ったことによって色々な人の意見がでる会議や打ち合わせに変わりましたね。すると今まで発言しなかった子達が活き活きとして、凄く良くなったと思います。

エマジェネティックス®(EG)は、御社にどのような効果をもたらしましたか。

社長)色で表現しているから分かりやすいし、共通の言語になるからコミュニケーションをとるための一つのツールとして活用していますよ。ものさし(測り)があるのと無いのとでは全然違いますよね。あと話題性になるという部分が有るでしょうね。研修をやればやるほどエマジェネティックス®の話題が増えるので、社内の研修をこれからもどんどんやっていきたいですよね。研修の数が増えれば増えるほど更に自分たちが想定していないような効果が出てくると思っています。

ご自身がアソシエイトの資格を取得して良かったことは何ですか。

矢作さん)一番は、よりエマジェネティックス®を理解したことによってその人自身を見た時に、例えば感覚でしか分からなかったことが、エマジェネティックス®のプロファイルをとることによって分析することが出来るようになったことですね。しかもアソシエイトの資格を取ることで更に深堀した知識を得ることが出来たので、資格を取ってるのと取ってないのでは理解の度合いが大きな差があったなって思います。お陰さまでEGIJ認定(外部講師資格)も取らせていただいたので、さらにエラーが起きにくくなりました。もし資格を取っていなかったら浅い知識でエラーがいっぱい起こっていただろうなと思います。
社長)彼に深いところまで勉強してもらうことによって、私が知らない深いところまでを語れるようになってもらいました。私が資格を取ってしまえば、良くも悪くも自分でやってしまうという面もありますし、私は彼から聞いた方がすごく理解しやすい。だから彼に資格を取ってもらって良かったです。

エマジェネティックス®(EG)を検討している人にアドバイスするとしたら、何と言いますか。

社長)やっぱり組織構築していきたいって思ってるんだったら、ものさし(測り)がいるからツールがなければだめですよ。経営計画書もそうですが、上司によって同じ経営計画書であっても表現の仕方が変わってくるので、かみ砕いて教育できるんだったらいいけれども、まだそのレベルに達してないと思うのであれば、やるべきですね。「こんなの取り入れてどうなのかな?」ではなくて、取り入れて上手くいってる会社があるんだから、「従業員大切にしたいんだよ」「良い組織作りたいんだよ」「ベクトル皆で合わせていきたいんだよ」と思うのであれば、やってみることですよね。
私は女性の従業員が多い会社には特にお薦めします。

これからも引き続き満足していただくために、当社にできること(期待すること)はほかにありますか。

社長)期待することは、「EGがどこまで広がっているのか」とか大企業だけではなく、中小企業含め、より多くの活用事例が見れたらいいなと思います。
私たちももっと広めていきたいって思っているので、そういった情報があると嬉しいですね。

矢作さん)私はいつもサポートもしていただいてますし、今の段階ではないですね。とても満足しています。

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