今日9月1日は、日本の多くの学校で「2学期」が始まる日ですね。
エマジェネティックス®を開発したゲイルブラウニング博士は小学校の教師として社会人としてのキャリアをスタートしました。
小学校で教鞭をとりながら、「この子は頭がよいのに、どうしてテストの点数が低い(成績が振るわない)のだろう?」と疑問に感じ、「もしかして、この子に必要な教育内容、教育方法が、現在の学校で提供しているやり方にフィットしていないのかもしれない。子供達一人一人に必要な勉強内容とはなにか、効果的な学習法法がどんなものなのかを、科学的に測定できないだろうか?」という考えが浮かんだそうです。
その疑問がエマジェネティックス®を開発しようと考えるきっかけと聞いています。
エマジェネティックスが開発されてから25年経過した米国・カナダなどの北米地域では、小中学校の教師の方々がエマジェネティックスを学び、教育現場に取り入れていく動きが活発になりつつあります。
私達株式会社EGIJも、日本の教育現場においてもエマジェネティックスを使ってほしいと切に願っております。
学校の先生がエマジェネティックスを理解して、生徒一人一人にあわせた声がけ、教育をしてくれるようになれば、きっと教育現場が劇的に変わると思うのです。
先生自身が人によって普通が異なり、多様であることを認め、多様性を受け容れる素晴らしさを子供達に伝えてくれるようになれば、子供達の眠っていた可能性を引き出すことになり、未来がもっと明るい物になると思うのです。
そして、子供達が人によって「普通」が違うということを理解してくれたら、いじめが激減するのではないかと思っています。
いじめの多くは「他人と違う」「変わっている」ということがトリガーになっていることが多いでしょう。
ところが、エマジェネティックスを理解できれば、友達一人一人が全員違うのが当たり前、変わっているのが当たり前と常識が変化するはずです。
エマジェネティックスが学校教育に浸透すれば、いじめの多くがなくなるのではないか?と思うのです。
ますます少子化が進み、人口が減少する日本において、子供達はもっとも大切にしなくてはならない宝のはずです。
残念ながら、教育に関わる人達の社会は非常に保守的で、なかなかエマジェネティックスの導入が進みません。
開発した米国でさえ、学校で使われるようになるまで25年もかかりました。
日本はまだまだ時間がかかると思いますが、決して諦めることなく、いつか使ってもらえるように、今後も努力していこうと思います。
エマジェネティックス マスターアソシエイト
エマジェネティックスインターナショナル ジャパン COO
株式会社EGIJ 取締役副社長
略歴:大阪大学工学部(品質評価工学専攻、卒論テーマ:「ビーム要素を用いた有限要素法解析による繊維強化複合材料剥離進展シミュレーション」)卒業後、商社にて鉱産物の輸出入に携わる。
IT系ベンチャー企業役員を経て独立、10年間経営した会社を倒産させた後に株式会社EGIJに参画。
日本におけるエマジェネティックス普及のために奔走中。