自分の幸せを追求するということ(緩い話)

自分の幸せを追求するということ(緩い話)

お疲れ生です!大昔、阪神の平田(現ヘッドコーチ)のファンだったことを思い出した森本です。
関西の人は9割阪神ファン…というイメージがあるかと思いますが、
阪神とオリックスの優勝パレード(両方観に行きました)をみてると、神戸では阪神一色ということでもないんだなと改めて思いました。
昔は野球をじっくりみてたときもありましたが、最近では、終わった頃に結果をニュースで知る程度でしたが、
なかなか盛り上がっていて、楽しい関西でした。

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阪神の優勝が決まるよりちょっと前のことですが、
テレビでニュースを見ていたら、神戸大学の研究によると、所得や学歴よりも「自己決定」が幸福度を高めるという結果があるという話が報じられました。
https://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2018_08_30_01.html

ググると、西村 和雄 (京都大学名誉教授/神戸大学計算社会科学研究センター特命教授/ロチェスター大学Ph.D)さんの研究として、研究結果やそれに関する記事などがたくさんでてきました。
研究分野は、 数理経済学とのことで、私が一生かけてもさっぱりわからなそうな分野の研究をされている方です。

調査はオックスフォード式の心理的幸福感を測る質問を用い、所得、学歴、自己決定、健康、人間関係の5つについて幸福感と相関するかについて分析を行って、
政府機関にて用いられる主観的幸福感の調査も併せて行い、心理的幸福感の因子の信頼性を評価する参照指標としたとされています。

自己決定度を評価するのには、「中学から高校への進学」、「高校から大学への進学」、「初めての就職」について、自分の意思で進学する大学や就職する企業を決めたかそうでなかったかを尋ねたとのこと。

…ということを聞いて、

それ!それね!!

もうだいぶん昔のことになりますが、
私自身は、学歴や就職に関してはあまり自己決定を行うというよりは成績との兼ね合いで決まってしまい(決めざるを得ず?)、
幸せだとか不幸だとか考えてもいませんでした。
が、結婚してからは状況が一変しました。

夫が会社に不満を持ち、辞めたいと言い出した時には、私は自分は嫌だと思いながらも、夫の意思決定に従って転職や引っ越しをすることになりました。
その当時は、自分の意思でものが動かないというのはこんなに不幸なことなのか!?私は嫌だったのに!!と、かなり不幸な気分でいっぱいでした。
表向きは、仕方がないことと諦めて、普通に生活してましたが、
神戸で生まれ、神戸で育ち、大学まで神戸市内の学校に行き…と井の中の蛙でしたし、
地方での生活も、自分が普通だと思っていたことと違いすぎて、カルチャーショックもたくさんありました。

そして、それからほぼ30年もたってしまった今。
旅行も好きなところにひとりで行けるようになり、
買いたいものも(なんでもかんでもとはいきませんが)誰の気兼ねなく自分の意思決定で買えるようになり、
幸福度でいうと、あの若いときとは段違いな気がしてます。
などというと、自分が年取った感しかないのが残念なところですが。
TVでその話が流れてきたときに、そういう研究結果があるのね!と思った、朝でした。

家族という単位の中で、病める時も健やかなる時も…、と生活していくことは、
誰にとっても困難で、困難に向き合って乗り越えていくことは大変なことも多いです。
私は行動特性が真ん中なので、端と端に位置する人よりは物事に対するストレス度合いや受け入れ可能度合いが違うので、ゆるゆるとしてますが、
会社のお昼休みに、子育て真っ最中世代の愚痴や笑い話を聞き、EGを使いながらもその困難に向き合っている話を聞きながら、
誰もが通る道だろけど頑張れ!と思います。

西原理恵子のエッセイの、「女の子が生きていくときに覚えていて欲しいこと」を読んだときも、
同じように、そうそうそうそう…と思ったことがあります。

特に、自分で稼ぐことの大切さを強調されていました。

このこと。昔の私に言いたいですね。
(それにしても、この1コマで、納得感のいく全てを表現しているの、スゴイです)

会社のことは社長の方針に沿って実行するだけで自己決定をする機会が少ないかもしれませんが、
それを実行することで自分自身が決定したと思えるのか、
ただやらされていると捉えるのかで、幸福感に大きな差が生まれるのだともよく思います。
みんなで幸せになりましょうね。

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