採用活動におけるエマジェネティックス®プロファイル

採用活動におけるエマジェネティックス®プロファイル

エマジェネティックス®は能力を測定していません。
「好き」な可能性が高いのはどんなことか、「苦手に感じる」可能性が高いのはどんなことかはプロファイルが示してくれます。
しかし、何ができて、何ができないか?という能力については、プロファイルは示していません。
同様に、どんな仕事に向いているのか、向いていないのか?という適職要因は測定していません。

Person Holding Black Ipad With Black Case

したがって、米国EGIは、「採用の可否を決めるにあたっては、その人の『能力』で判断すべきであるため、その能力を測定していないエマジェネティックス®は、採用の合否判定には『使えない』し、『使ってはならない』」としています。

なお、採用プロセスの途中で、プロファイルの取得をすると、全ての質問について本音で回答してくれない応募者が激増します。
その会社に入りたいと考えて応募しているのですから、少しでも自分をよく見せようと本心とは異なる回答をすることが珍しくありません。
しかも、それが本人にとっては無意識のうちに、無自覚に行われることも珍しくないのです。

つまり、採用プロセスの途中で取得したプロファイルは「嘘」で、正しい姿を現していない可能性が高いのです。
正しいかどうかわからないプロファイルを見て、この人がどんな人かを考えても意味がありません。

採用プロセスでエマジェネティックス®プロファイルを活用したいという方には、以下の様にお伝えしております。

1:インターンシップEGを活用する

就職活動を始める前に、「本当の自分を知る」べきだよ。その方が自分に適した就職先を選べるはずだよ。という説明をして、まだ、自社への入社を希望していない学生を集めます。

そうした学生達に「インターンシップEG」という3時間のワークショップを無料で行います。

このワークショップに参加するには、事前に100の質問に答えて、プロファイルを作成する必要がありますが、その会社に入社したいと思って応募したわけではないので、ほとんどの学生が「本音」で回答してくれます。
利害関係がないので、素直な正しいプロファイルを取得出来る可能性が高まるのです。

インターンシップEGを受講した学生は、自分の強みがわかり、自分の強みを活かす職場探しをしたい、多様性に着目したマネージメントをしている会社を選びたいと考えます。
そのため、会社に対するロイヤリティの向上、志望度の向上が見込めるのです。

しかも、前述のとおり、正しいプロファイルを取得出来ている可能性が高くなります。


2:採用したい学生のフォローに活用する

採用プロセスが進む中、自社に入社してほしいという学生とコミュニケーションをとるときは、その学生のプロファイルを見ながら丁寧に行います。
その学生のプロファイルと似ている社員にコンタクト担当として任命すると良いでしょう。
そうした社員がいなければ、その学生が好きではない働きかけ、好きそうな言葉がけ、距離感などを、プロファイル分析を元に検討するのです。
そうすることで、ミスコミュニケーションになる可能性が減るだけでなく、ロイヤリティアップにも繋がりやすいのです。

Two Women Having Conversation on Stairs

エマジェネティックス®は強力なツールです。
間違った使い方をすると人を傷つけてしまうこともあります。
正しくお使いいただければ、多くの人を笑顔にしてくれるツールでもあります。
是非とも、正しくご利用いただいて、一人でも多くの方に笑顔になっていただきたいと願っております。

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