こんばんにちは!
EGIJの渡部です!
今回は育てに育て上げた渡部のチャッピー(ChatGPT)にEGの短編小説を書いてもらうとどんな内容になるのか、ふと気になったので、書いてもらいました!
良い意味で、想像以上にニューロンがざわつく内容になったので、是非皆さんもご一読ください!
短編小説:「色の違う歯車たち」
会議室の空気は、いつも少し重かった。

株式会社ミナト製作所の新商品開発チームは、社内でも期待されている部署だった。
しかし、期待とは裏腹に、チームの雰囲気は決して良いとは言えなかった。
リーダーの佐伯は、数字と根拠を重視するタイプだった。
「この企画、売上見込みの根拠はありますか?」
「感覚ではなく、データで説明してください」
彼の言葉は正しかった。
けれど、その正しさが、時にメンバーの口を閉ざした。
企画担当の真央は、アイデアを出すのが好きだった。
まだ形になっていない発想を、次々と広げることが得意。
「たとえば、商品の使い方そのものを変えてみるのはどうでしょう?」
「今までにない体験価値を出せると思うんです」
しかし佐伯は、いつも眉をひそめた。
「面白いけど、現実的ですか?」
「実行手順が見えません」
そのたびに、真央の声は少しずつ小さくなっていった。
一方で、進行管理を担当する川村は、計画通りに物事を進めることを大切にしていた。
「決めたスケジュールから外れると、後工程に影響します」
「まずは手順を固めてから進めるべきです」
そんな川村に対して、営業出身の大地はよく反発した。
「でも、お客様の反応を見ながら柔軟に変えた方がいいですよ」
「現場感覚では、今のままだと刺さらないと思います」
川村はため息をつき、大地は腕を組む。
真央は黙り、佐伯は議論をまとめようとして、さらに口調が硬くなる。
誰も悪くない。
けれど、誰もが少しずつ疲れていた。
ある日、人事部からチームビルディング関するワークショップの案内が届いた。

テーマは、エマジェネティックス。
通称、EG。
「自分と相手の“普通”の違いを知り、チームの力に変える」
佐伯は最初、あまり期待していなかった。
チームに必要なのは、心理的な理解よりも、明確な目標と実行力だと思っていたからだ。
しかしワークショップ当日、講師の言葉が、佐伯の中に小さく引っかかった。
「人は、自分にとって自然な考え方を“普通”だと思いがちです。
でも、チームにはそれぞれ違う“普通”があります。
その違いは、ズレにもなりますが、活かせば強みにもなります」
ワークショップでは、思考特性を4つの色で説明された。
青は、分析や論理を重視する。
緑は、構造や計画を重視する。
赤は、人との関係性や感情を重視する。
黄は、アイデアや可能性を重視する。
佐伯は青が利きだと分かった。
川村は緑が利きだと分かった。
大地は赤が利きだと分かった。
真央は黄が利きだと分かった。
それを見た瞬間、真央が小さく笑った。
「だから私、いつも佐伯さんに止められてる感じがしたんですね」
佐伯は一瞬、言葉に詰まった。
責められたわけではない。
むしろ真央の表情は、少し安心しているようにも見えた。
川村も資料を見ながらつぶやいた。
「大地さんが途中で方向を変えたがるの、ただ適当なんじゃなくて、お客様の反応を大事にしてたんですね」
大地は苦笑した。
「川村さんが細かいんじゃなくて、チームを守るために段取りを気にしてくれてたんですね」
会議室に、久しぶりにやわらかい笑いが起きた。

ワークショップの最後に、講師が言った。
「チームビルディングとは、全員を同じ色にそろえることではありません。
違う色のまま、同じ目的に向かえる状態をつくることです」
その言葉は、佐伯の胸に残った。
翌週の定例会議。
佐伯はいつものように資料を開き、少し間を置いてから言った。
「今日は、進め方を少し変えます」
メンバーが顔を上げた。
「まず真央さんに、制限なしでアイデアを出してもらいます。
その後で、大地さんにお客様視点で魅力を確認してもらう。
川村さんには、実行手順とリスクを整理してもらいたい。
最後に私が、数字と根拠を確認します」
真央が驚いた顔をした。
「自由に出していいんですか?」
「はい。最初から現実性で止めません」
佐伯は少し照れたように続けた。
「ただし、後でちゃんと形にします」
その日、真央は次々とアイデアを出した。
以前なら途中で止められていたような発想も、佐伯は最後まで聞いた。
大地は、その中からお客様が喜びそうなポイントを拾い上げた。
「これ、導入する企業の若手社員にはかなり響くと思います」
「ただ、管理職向けには別の見せ方が必要ですね」
川村はホワイトボードに手順を書き込んだ。
「では、まず小規模なテストから始めましょう」
「来月までに仮説検証、再来月に正式提案なら現実的です」
佐伯は最後に、必要なデータと判断基準を整理した。
「売上見込みを出すために、既存顧客10社にヒアリングしましょう」
「数字が取れれば、役員会にも通せます」

会議が終わったとき、真央がぽつりと言った。
「今日の会議、初めて全員で作った感じがしました」
大地がうなずいた。
「今までは、誰かの意見が通るか通らないか、みたいな感じでしたもんね」
川村も静かに言った。
「役割が見えると、安心して意見を出せますね」
佐伯はホワイトボードを見た。
そこには、真央の大胆な発想、大地のお客様視点、川村の具体的な手順、そして佐伯の数値的な検証が並んでいた。
どれか一つだけでは、不十分だった。
けれど、すべてが重なると、企画は確かな形を持ち始めていた。
数か月後、そのチームが開発した新サービスは、社内の予想を超える反響を得た。
役員会で佐伯は、成果報告の最後にこう話した。
「今回の成功要因は、優秀な一人が引っ張ったことではありません。
メンバーそれぞれの違いを、役割として活かせたことです」
会議室の後方で、真央が小さく笑った。
川村は静かにうなずき、大地は誇らしげに腕を組んでいた。

佐伯は、以前の自分なら言わなかったであろう言葉を続けた。
「チームは、同じ考え方の人が集まるから強いのではありません。
違う考え方の人が、互いの“普通”を理解し、同じ目的に向かうから強くなるのだと思います」
その瞬間、佐伯はようやく気づいた。
チームとは、同じ色に塗り替える場所ではない。
違う色があるからこそ、見える景色が広がる場所なのだ。
そして今日も、ミナト製作所の会議室では、
青、緑、赤、黄の歯車たちが、少しずつ噛み合いながら、
新しい未来を動かし始めていた。
いかがでしたでしょうか?
感情が動かされたのは私だけではないはず!
皆さんの組織が次の「ミナト製作所の新商品開発チーム」になることを願っております!!
次回のブログは西がお届けします!
See you soon!!
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神戸生まれ神戸育ち。甲南大学卒業後、株式会社エヌエスケーケーに入社。
携帯電話の販売、法人営業を担当後、グループ内の別会社へ転籍し、中古車のバイヤーに従事。
さらに、2017年に株式会社EGIJへ移籍。2018年にEGIJ認定アソシエイト資格を取得し、全国各地でセミナーを実施。
分かりやすいだけでなく、「楽しく学べるセミナー」と受講生から定評がある。
2018年は26回のべ800名以上の受講生の前でEGセミナーを実施。他、社外のアソシエイトのサポートも行うスペシャリスト。
プロファイルは赤・黄2色顕性の自己表現性:右寄り、自己主張性:右寄り、柔軟性右寄り。
