【響くポイント】と【配慮】の違い

【響くポイント】と【配慮】の違い

皆さんこんにちは!

EGIJの米田愛恵です。

もうすぐ10月ですが、まだまだ暑い日が続いていますね!

 

さて、本日は、特性によって【響くポイント】が違うことと、
各々が思う【配慮】の違いについて書かせていただこうと思います。

 

▼響くポイントの違い

先日、ご訪問型のEGセミナーのご用命をいただき、岡本と2人で出張する機会ありました。

2人のプロファイルは、
岡本(青・黄顕性の右寄り・右寄り・真ん中)

 

米田(緑・赤顕性の左寄り・左寄り・左寄り)と、対照的なプロファイルです。

 

その会社様が、インテリア関係の会社様で、セミナー会場がその家具のショールームだった為、
事前にいただいた会場写真を拝見するに、とーーってもお洒落な空間だったんです。

なので、左寄り的に声には出しませんが、
赤的には、
「えー!こんなお洒落な空間でセミナーするの?ちょっとテンション上がるー!」
と、内心ワクワクしていたんです(>ω<)

 

当日、会場に向かう途中、
「岡本さんの関心ごとではないやろうなぁ」と思いつつも、どうしても言いたくなって、
「岡本さん、岡本さんには全く響かないと思うんですけど、言いたいだけなので、言わせてくださいね」と前置きした上で、
「今日の会場、めちゃくちゃお洒落じゃないですか?
それが大事って訳じゃないんですけど、あんなお洒落な所でセミナーしたことないので、私ちょっと楽しみなんです!」
と伝えました。

 

ただただ、聞いて欲しいという気持ちだけで伝えたのですが、

 

岡本からは
「俺の青的には全く分からん。そもそもお洒落ってな、(云々かんぬん・・・)」
と、要は、岡本の青的にはお洒落は全く必要でないし、
なんなら世の中のお洒落なものは無駄から出来ているのだといった話が、
3倍くらいの話に膨れて返ってきました。

心の声:
(『岡本さんには全く響かないと思うんですけど・・・』って言うたんやけどな・・・
『言いたいだけ』って言ってんけどな・・・モジモジ)

と一瞬思いましたが(笑)、

「確かに岡本さんからするとそうですよね」という話に落ち着きました。

 

要は、青顕性の岡本が重視するのは、機能的であることや合理性が担保されていること、効率的であることで、
そこにお洒落さは必要ない・響かないということ、

対して、赤顕性の私は、効率や機能も大事だけど、見た目お洒落やとテンション上がるやん!と、

2人異なる特性では、響くポイントや重要視することが全く違うんですね。

コミュニケーションエラーは、こんな風に、
響くポイントや重視することが特性によって異なるにも関わらず、
「いやいや普通こうでしょ!」、「そこ重視する必要ないでしょ!」等と自分の物差しだけで相手を見てしまうことにより、
相手がネガティブに見えたり、ひいては “能力が低い” なんて見えてしまうことに起因します。

それを防ぐ為には、
・「自分の普通」は決して「他の人の普通」ではないことを認識する
・自分の物差しだけで相手を判断しない
・各特性への深い理解
が必要になります。

深く学ぶと、実は、自分とは異なる特性を利きとする人は、
自分が重視しない(見落としがちな)ポイントを自然と拾ってくれるから、
とっても強力な味方となり得ることに気付くんですよね!

 

さて、続いて「配慮」に関するエピソードをお話ししたいと思います。

▼それぞれが思う「配慮」の違い

またまた岡本とのエピソードになりますが(笑)、
この出張が福岡県だったので、「せっかくだしラーメン食べて帰ろう!」という話になりました。

事前に岡本が、ラーメン屋さんを3つピックアップして連絡してくれたので、
その中から選ぶことになったのですが・・・

 

赤的に、そして自己主張性左寄り的には、こういう連絡をいただくと、
とっても悩むんですよね。

※赤顕性:相手の感情が大事、相手がどう思っているのか気になることが多いです
※自己主張性左寄り:自分の意見を強く押し通そうとはあまり思いません。
引っ張っていくよりも、付いていく方が心地良いと感じる傾向にあります

その時私が感じていたのは、

「どれも美味しそうだけど、人気店過ぎて並ぶことになりそうだなぁ。岡本さん待つの嫌かなぁ?
外暑いしなぁ。
もしかすると、岡本さん本当はどれか行きたい所があるけど、私に選ばせてくれようとしてはるんちゃうかなぁ?」

考えた結果、私は2つに絞って、最終的には岡本さんに選んでもらう形にしようと思い、
(「そうすれば岡本さんが一番行きたい所に行けるやん!」と思い)、
2/3に絞ってお返事したところ、岡本からはこんな返答が。

 

「確かに、本当に行きたい所が決まっていれば、岡本さんは『ここ行きたい』って言わはるなぁ」
と、このお返事をもらって気付きました(;^o^;)

自分の思う【配慮】が相手への配慮にはなっていなかった、という事例です。

思考特性で言うと、「配慮」としてはこんな違いがあります。

青脳が思う「配慮」
相手に無駄なことをさせないこと

緑脳が思う「配慮」
相手が失敗しないようにしてあげること

赤脳が思う「配慮」
相手の感情に寄り添い、共感すること

黄色脳が思う「配慮」
自由にやらせてあげること(失敗してもOK)

自分がしてもらって嬉しいことを相手にもしてあげる(自分がされたら嫌なことは相手にしない)ことを、
【ゴールデンルール】と言います。

 

ですが、EGを学ぶと、
『してもらって嬉しいこと』は、特性によって全く異なること、
自分がしてもらって嬉しいことを、必ずしも相手が「嬉しい」と感じる訳ではない、
ということに気づきますよね。

EGを深く学んでいくと、
「相手のして欲しいようにしてあげる」「相手の特性に合わせてコミュニケーションをとる」ことが、
コミュニケーションエラーを軽減したり、
仕事の生産性を上げることに繋がる、ということが分かります。

この「相手のして欲しいようにする」ことを、【プラチナルール】と言います。

せっかくEGを学んでいただいている皆さんには、
是非この【プラチナルール】というのを意識していただければと思います(^^)

 

とは言え、この【プラチナルール】って難しいのです(;^o^;)

 

実際に私もまだまだ使えませんし、
だから今回のエピソードのようなエラーが起こっています。

「どう言ったら良いのかな?」と悩んだ時は、相手にaskして(=聞いて)みてください。

 

「こう思うんだけど、どうかな?」
「この説明で伝わったかな?」
「何か不足してる情報はないかな?」

 

そうすることで、相手の欲しい情報を提供することができますし、
相手がどんな風に考えているかお互いに分かり、相互理解に繋がります。
また、例えプラチナルールが出来ていなくても、
「相手が自分に配慮して話してくれている」ことが分かって、悪い気がする人はいないですよね(^^)

【ゴールデンルール】の1つ上のステップである、
【プラチナルール】、是非意識してみてくださいね(^^)

 

それでは本日はこの辺りで失礼します★

次回は渡部です!

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