エマジェネティックス研修を受講いただいた方の中には、「青と緑タイプです」とか「自己表現性左寄りタイプなんです」と「タイプ」という表現をされる方がいらっしゃいます。
しかし、エマジェネティックスは「タイプ」に分けるものではありません。
統計上、○○を好む可能性が高い、○○する可能性が高い と表現しているに過ぎません。
つまり、分析型顕性だからといって、数学や物理学が「できる」わけではなく、論理を重視し、無駄を嫌う「可能性が高い」ということしか表していません。
重要なことは、誰しも全ての脳を持っており、どの脳も使うことができるということです。
「社交型潜性」は、社交型脳を持っていないのではなく、社交型脳については「意識しないとあまり使うことがない」というだけであり、言い方を変えると社交型脳も「意識すれば使うことができる」ということです。
ところが、「タイプ」と言ってしまうと、その脳しか持っていない、使うことができないという誤解、印象を与えたり、「決めつけ」にも繋がってしまいます。
そのため、厳に「タイプ」という言い方をしないことを求めています。
エマジェネティックスは、非常に強力なツールです。
上手に使えば人を笑顔にする道具となりますが、間違った使い方をすると、人を大きく傷つけてしまいます。
間違った使い方にならないように、傷つく人が一人でも少なくなるように、私達は使う言葉、用語については、非常にシビアに使い分けることをお願いしています。
エマジェネティックス マスターアソシエイト
エマジェネティックスインターナショナル ジャパン COO
株式会社EGIJ 取締役副社長
略歴:大阪大学工学部(品質評価工学専攻、卒論テーマ:「ビーム要素を用いた有限要素法解析による繊維強化複合材料剥離進展シミュレーション」)卒業後、商社にて鉱産物の輸出入に携わる。
IT系ベンチャー企業役員を経て独立、10年間経営した会社を倒産させた後に株式会社EGIJに参画。
日本におけるエマジェネティックス普及のために奔走中。