ちょっとだけ意識すれば世界が変わって見える!!

ちょっとだけ意識すれば世界が変わって見える!!

ヒトが行動するとき、その行動の多くは「無意識」と言われています。
なんと無意識の行動は全体の90%とも言われています。

つまり、「○○を意識して行動しろ」といろんなところで耳にしますが、「常に」意識的に行動することは不可能なのです。
行動心理学の研究では、訓練によって意識的行動の比率を高めることは出来ると言われていますが、最大でも20%程度までだそうです。
何の訓練もしていない人の場合、意識的に行動しているのは 5%程度であることが多いとも言われています。

意識的に行動しているのは通常5%程度、最大でも20%

 

エマジェネティックスを学ぶことで、他人と自分の違いがわかります。
その違いを意識して行動するようにしようと、研修の中でも教わります。
ところが、意識して行動できるのは訓練しても20%程度であり、80%以上は無意識の行動になります。
無意識に行動している場合は、エマジェネティックスにて明らかになる「特性」に大きな影響を受けています。
コミュニケーションのエラーは特性の違いによって起きるので、80%以上の行動が無意識のうちに行われている以上、エラーをゼロにすることは不可能と割り切る必用があります。

とはいえ、意識的に行動している20%(最大)の間、プロファイルの違いを意識することで、エラーを減らすことは可能ですし、無意識の行動で発生したエラーの修復が可能です。
無意識下の行動によってイラッとしたり、悲しくなったことがあっても、意識的な行動で、その理由が明らかになり、修復できるのです。

エマジェネティックスを使ってみた人は「もうエマジェネティックス無しの仕事は考えられない」と皆さんおっしゃいます。
わずかな割合にしか思えないかもしれませんが、その僅かな意識が重要なのです。

コミュニケーションエラーはゼロにはならないけれど、激減させることができたという実感を得ることが出来ます。
そして、周囲の人達も「あの人は、完璧ではないけれど、自分のことを考えてくれている」と感じることが出来ます。
コミュニケーションエラーが減ったり、あったとしても修復できるので、違いを尊重し、互いに感謝の心が生まれ、「ありがとう」という言葉が飛び交うようになります。
それが、人間関係がとても良くなり、離職率の低下、従業員満足度の上昇、エンゲージメントの向上につながるのです。

エマジェネティックスを意識的に使えるのは、行動全体のわずか20%(最大でも)です。
でも、たった少しだけ意識するだけで、こうした効果を得ることが出来ます。
どんな時も意識しようと思う必用はありません。
100%でなくても良いのです。
肩の力を抜いて、ちょっとだけ意識する機会を増やしてみてください。
きっと、世界がちょっと変わって見えるようになります。

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