エマジェネティックス®で示される特性は能力ではありません。 ところが、次のような質問を戴くことがあります。 「分析型(青)顕性であれば、数学ができるはずですよね?」 「構造型(緑)顕性であれば、間違わずにできるはずですよね?」 「社交型(赤)顕性であれば、人に対する気遣いができて当然ですよね?」 「コンセプト型(黄)顕性であれば、新商品のアイディアを出せるはずですよね?」 残念ながら、これらの質問についての回答は「そうとは言えません」となります。
エマジェネティックス®で表示される特性は、好みや傾向を示すだけです。 エマジェネティックス®は能力については一切測定していません。 分析型(青)顕性は、数字でものを考えることを好む人が多いとは言えますが、数学ができるかどうかはわかりません。
構造型(緑)顕性であれば、決められたことを決められた通りにすることを好む人が多いとは言えますが、間違わずにできるかどうかはわかりません。
社交型(赤)顕性であれば、人に対する気遣いをしようと考えますが、どんな気遣いが相手にとって最適かがわかるわけではありません。
コンセプト型(黄)顕性であれば、様々なアイディアが浮かびますが、それが新商品のアイディアとは限りません。
能力を測定していないからこそ、全社員で共有してお互いの特性の違いを理解し、活用できるのです。 人事評価、能力の評価には全く使えないということを理解いただきたいと思います。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。 日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。 そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。