人間である以上、誰しも人に対する優しさ、親切心を持っています。 ただ、エマジェネティックス®にて示される特性によって、何を優しいと思うか、親切と感じるかが異なります。 どんな特性でも人に喜んで欲しいと思いますが、どうすれば相手が喜ぶのか?という視点が異なります。
分析型(青脳)の優しさ
- 部下やお客様には無駄なことをさせたくない
- 合理的理由をきちんと理解させてあげたい
- 非論理的な事はさせたくない
- 冷静に判断してあげたい
構造型(緑脳)の優しさ
- 詳細の手順を伝えてあげたい/何が起きたか事細かく伝えてあげたい
- ルール・ガイドラインを守らせてあげたい(想定外の事態を避けられるように)
- 決められたことを決められた通りにできるようにサポートしてあげたい
- 自分の成功体験を踏襲させてあげたい
社交型(赤脳)の優しさ
- 共感してあげたい(共に喜び、共に笑い、共に泣き、共に怒る)
- 一人にさせない
- 相手の気持ちに応えたい
- 感情的でありたい
コンセプト型(黄脳)の優しさ
- いつもと違う事、新しい事を体験させてあげたい
- 大雑把なことだけ、詳細は言わない方が相手のため
- 他人と違うことをさせてあげたい
これらは各特性が考える優しさであり、愛情です。 各色がそうしてもらうと嬉しいので、自分にされて嬉しいことを相手にもしてあげようとするのです。
ところが、思考が異なるとこれを愛情と感じないことがあります。 相手のことを思ってのことなのに、伝わらないどころか、嫌悪感を抱かれることさえあるのです。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。 日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。 そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。