エマジェネティックス®研修を受講され、各特性について学んでいく中で、どうしても自分にとって潜性である特性については、正しく理解することが難しく、様々な誤解があります。
例えば、社交型(赤思考)潜性の人が、赤思考が「年末年始は忘年会や新年会で忙しい」姿を見て、「赤思考は友達が多くてうらやましい」と言う人がいます。
確かに、赤顕性は友達が多いと言えます。
ただし、どんな人を友達と称するか?は、思考特性によって差があります。多くの赤思考以外が考える友達とは次のようなものです。
- どんな時でもお互いのことを理解して尊重してくれる人
- 非常に深いところまで自分のことを理解してくれている人
- 時として自分を叱ってくれる
- 時として自分を励ましてくれる
- 時として自分に共感してくれる
- 共に笑い、共に怒り、共に泣く仲間
- そこまで深く理解して付き合える人は、そう多くはいない
多くの思考にとって、友達と知り合いは大きく異なります。ところが、赤脳にとっての友達は他の思考から見ると「それはただの知り合いでしょう?」と感じてしまう関係性でも友達と考えます。
たとえば・・・
- たまたまセミナーで出会った人
- たまたま居酒屋の隣に座った人で、話が弾んだ人
- 友達の友達
- 同じ趣味を持つ人
こうした人達も、翌日からは友達であると考えることが多いのです。これらの定義に基づく友達と、等しく付き合おうとすれば、当然忙しくなります。年末年始に忙しくなるのは当然です。
このように、友達とはどういう人か?という感覚が違うので、赤顕性に友達が多いというのは当然です。他の思考でいう「友達」は、赤思考で考える「親友」にあたることも多いはずです。親友というレベルでいえば、どの思考もそれほど人数の差はありません。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。
日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。