どんな会社でも会議は行われると思います。 社員一人一人が自ら考え行動していくためには、合意形成が必要ですし、価値観の統一、意思統一が必要になります。 これらは単なる数字や言葉の共有では実現できません。 言葉以外を用いたコミュニケーションが必要となります。
そこで、会議を行うわけですが多くの組織で無駄な会議、成果につながらない会議、長い会議が多いという話をお聞きします。 会議もエマジェネティックス®を上手に活用すれば、会議を「成果を出す」ためのものにすることができる上、「短時間で終わらせる」ことが可能となります。
まず、会議の参加メンバーをWE-Teamで編成します。 特定の特性の参加者数が多くても構いません。 全部の特性が揃っていることが重要です。 そして、各色の特性に次のような役割を果たしてもらいます。
分析型(青脳)
- 会議のフレームワーク、ガイドラインを作ってもらう
- 議案書、議事録のフォーマットを作ってもらう
- 議事が脱線してきたら時々話をもどしてもらう
- 各議案の採決の前に、とりまとめを行ってもらう
構造型(緑脳)
- 議事録をとってもらう
- タイムキーパーをやってもらう(時間通りに開始・時間通りに終了)
- 必ず、いつまでに、誰が、何をしないと行けないか?を議案採決前(後)に全員の前で確認してもらう
- 会議終了後、速やかに議事録の配信(共有)をしてもらいます。
社交型(赤脳)
- 議事進行中に意見を求めてください。きっと参加者が安心できるようなコメントを出してくれます
- 会議開始の前から、全員が安心できる環境を作ってくれるでしょう
- 会議前後で、参加者の心のケアをしてくれるはずです
コンセプト型(黄脳)
- 結論を急がず、脱線を許してあげてください。
- アイディアを出してくれます。
- 時々、脱線して本論から外れることがあるので、引き戻すことも忘れずに
なお、議長は全特性に対して、意見を必ず求めて下さい。 様々な特性で検討した内容は、必ず実現可能性が高まります WEチームで企画していけば、漏れがなく、後戻りする可能性も最小化した案を最短時間でまとめることが出来ます。
どうしてもWEチームで会議出来ない場合は、他の部門や外部企業から足りない色を顕性としている方に、助っ人として参加してもらうと良いです。 それも叶わぬ場合は、普段は意識しないと使わない潜性の脳を、意識して使うことで補います。 WEアプローチ®で会議をすることで、成果に繋がりますし、時間短縮になります。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。 日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。 そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。