少人数・特定の人を相手にすると異なる行動をする事がある

「嫁さんは左寄りなのに、家ではずっとしゃべってます。プロファイルが間違ってませんか?」

エマジェネティックス®研修の中級や上級コースを受講された方から時々戴く質問です。

pasja1000 / Pixabay

エマジェネティックス®プロファイルで表現されている「行動特性」は、主に6~8名を超える人数の中にいるときに表出します。

それ以下の人数では、プロファイルで示される行動傾向とは異なる行動をとることがあります。

例えば、自己表現性、自己主張性がともに左寄りの人でも、以下のようなときに右寄りに見える行動(よく話す・主導する)を取ることがあります

  • 特定の相手(夫婦、兄弟、子供、長年付き合ってきた親友 など)に対して
  • 2~3人の少人数の時
  • とても安心できる環境(何を言っても許されると感じている環境)にいるとき

ところが、10人のグループに入ると、途端に口数が少なく、声も小さく、また、全体を引っ張っていこうとする行動が無くなることが大半です。

自己表現性、自己主張性右寄りの方も、上記のような場合に左寄りに見える行動(ことば数が少なくなる、相手に従う、主導しない)をとることがあります。

エマジェネティックス®プロファイルが○○だからといって、必ずそこに示された行動、思考を行うとは限りません。

そうした傾向があるとは言えますが、特定の条件によっては、異なる行動、思考をすることは珍しくありません。

数値で示される特性は、常にそうなるというものではないことを覚えておいてください。

エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。

日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。

そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。

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