エマジェネティックス®研修を受講され、各特性について学んでいく中で、どうしても自分にとって潜性である特性については、正しく理解することが難しく、様々な誤解があります。 例えば、自己主張性右寄りの人が、自己主張性左寄りについて「平和的」と記載されている資料を見て、「自己主張性左寄りはもめるくらいなら意見を受け容れたいと思っている」と誤解する人がいます。
自己主張性は「自分の意見を他人に受けいれて欲しいと思う頻度もしくはそのエネルギー」です。 自己主張性左寄りは、もめるくらいなら「受け容れてもらわなくても良い」と感じますが、相手の言うことを受け容れていたいと思っているかどうかは関係がありません。 相手の言うことを受け容れようとするエネルギーが強いのは柔軟性右寄りです。
自己主張性は相手にどうして欲しいか?というエネルギーであり、柔軟性は自分が変化を強いられた際、その変化を受け容れようとするエネルギーです。 相手にどうして欲しいか?と、自分がどうしたいか?という違いがあります。 一見すると似ているように感じるかもしれませんが、実は異なるのです。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。 日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。 そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。