エマジェネティックス®を使い始め、理解が進んでくると、自分の普通と相手の普通が違うということが解ります。
自分にとっての潜性である特性について、いろいろ学び理解を深めていくことでコミュニウケーションがスムースになります。
ところが、ある程度勉強し、理解が進んだときに大きな問題が起きがちです。
残念ながら、エマジェネティックス®の特性で「潜性」とされる特性については、どこまで勉強しても「完全には」理解できません。
年間、千人以上に対して研修を提供し、様々なプロファイルを見ている「マスターアソシエイト」資格を有する人でさえ、潜性については真の理解には到達できていません。
どうしても理解できない領域であるにも関わらず、「解ったつもり」になってしまうことが危険なのです。
「○色は□□して欲しいだろう」と「解ったつもり」で発言したり行動することで、結果的に相手から不信感を抱かれたり、怒りを買ってしまうことがあります。
「解ったつもり」は非常に危険です。
「どこまでいっても理解できない」と考えておけば、こうした問題を回避できます。
こう言うと、「解らないのならば勉強しても仕方が無い」とおっしゃる人がいます。
重要なことは、どこまでいっても理解できないながらも、相手を知ろうとお互いに努力することです。
相互理解を求める姿勢が見えるからこそ、歩み寄りができるわけで、初めから諦めていれば、いつまでもコミュニケーションは改善しません。
相互理解を求める姿を互いに感じることができれば、そこに思いやりが生まれ、コミュニケーションがスムースになるのです。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。
日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。
そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。