エマジェネティックス®によって明らかになった特性を理解することで、コミュニケーションが大きく改善し職場が明るくなり、儲かる組織にすることができます。
青(分析型)思考は論理的に考えることを好みます。自分で考えた仮説を検証したいという四級が非常に強い傾向があります。
また、新しい事に取り組めば、それが必ずしも成功するとは限らないと考えていますし、失敗を冷静に分析してその原因を理解して修正すればよいと考えます。
青思考にとっては、原因の明確化が非常に重要で、明確にならないと不具合の修正ができず、目的を達成できないと考えます。
青(分析型)思考顕性上司が気をつけるべきこと
青潜性の部下は「原因を追及するのが当たり前」とは思っていません。部下が緑顕性であれば原因を明確にするプロセスを定義し、その報告をルール化します。赤顕性ならば原因を明らかにすることで、「誰が喜ぶか」を伝えます。黄色顕性ならば発生した原因のどこが「他と違う」「新しい」のかを伝えるとモチベーションがあがり、能力を発揮してくれます。
青(分析型)潜性の部下が気をつけること
青顕性の上司は「データ」「目的」「原因(理由)」を重視します。これらが不明確な場合は、なかなか話を聞いてくれない傾向があります。
青脳が必要とするデータは「論理」を担保するためのものです。「数字が○○となっているので、△△であることが読み取れます。」という報告を期待しています。
数字で話すことが出来ない場合は、青顕性の同僚に支援を求めるなどすると良いでしょう。
なお、青顕性の上司が出した指示の多くは、抽象的で目的や主旨だけしか伝えない傾向があります。目的や主旨をただしく理解している中で発生した問題については基本的にはとがめられません。
ただ、失敗の原因を知りたいと考えるので、「なぜ?」という質問が多く出ると思います。
これにはデータを使って、論理的に説明しないと納得してくれません。
青脳の質問のなぜ?は評価検証をしたいという欲求から来ています。単に原因を知り、解決策を検討する根拠が欲しいだけです。
ところが、この「なぜ?」が詰問されているように感じることがあるかもしれませんが、青脳は単に理由を知りたいだけで、詰めたいとは思っていませんので、気にしてはいけません。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。
日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。
そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。