エマジェネティックス®にて表される特性によっては、同じ言葉を使ってもその解釈・意味・内容が異なることが珍しくありません。 参考:特性によって言葉の定義(意味・解釈)が異なる 例えば、黄思考(コンセプト型)は、自分の強みを「未来を考えること」であると考えます。 ところが、コンセプト型を潜性としている人の中には、自分の強みは「未来を考えること」であることだと主張する方がいらっしゃいます。 ところが、黄思考から見ると全く「未来を考えること」であるとは言えないということが大半です。 これは、言葉の意味の解釈・定義が異なることから発生していることです。
例えば、こんな会話は全く「未来を考えている」という言葉の意味が違うことがわかります。 上司「こんなこと思いついてさ。きっとすごいビジネスになると思うんだよ。」 部下「そんなことよりも、今これをやりきらないと明日はないですよ」 上司「でもね、これはまだ他にはどこもやっていないから、当たるとでかいとおもうんだよ」 部下「他がやっていないということは儲からないからでしょ?」
黄思考にとっての「未来を考える」とは?
- 他にはない新しいことをやる(非常識であれば更に良い。)
- 大きな絵を描く(世界が変わるかも!)
黄潜性の人が考える「未来を考える」とは?
- 目の前の仕事の積み重ね(コツコツすれば未来が来る)
- 常識的な内容を地道にやる(非常識なことはリスクが大きく手を付けてはいけない)
- 合理的判断・人と人との繋がりの積み重ねの結果
このように、全く考え方が違い、解釈が違います。 抽象的な言葉の多くは、こうした言葉の意味・内容・解釈・定義が異なることを忘れないで下さい。 言葉の定義が違うので、同じ言葉を使って話をしても、全く伝わらなかったり、異なる伝わり方をすることがあるのです。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。 日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。 そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。