エマジェネティックス®研修を受講され、各特性について学んでいく中で、どうしても自分にとって潜性である特性については、正しく理解することが難しく、様々な誤解があります。
例えば、分析型(青思考)潜性の人が、青思考についての「知的好奇心が旺盛」と記載を見て、「青思考って賢いですよね?」と誤解されていることがあります。
青思考は知的好奇心が旺盛な思考です。
合理的・論理的に物事を追求していくことを好み、なぜ?を知ることを求めます。なぜ?がわかると嬉しく感じる思考です。
そのなぜ?を知るために読書することが好きだという青顕性の人も多く、合理的・論理的に考えたことを発言することから、賢い人に「見える」ことが有ります。しかし、「賢い」という言葉の意味を考えると、思考によって求める賢さが異なります。
青思考が考える「賢い」とは、「合理的・論理的であること」です。
緑思考が考える「賢い」とは、「ルールを逸脱することなく失敗が少ないこと」です。
赤思考が考える「賢い」とは、「人の気持ちを常に察して行動をすること」です
黄思考が考える「賢い」とは、「誰も考えつかない発想をすること」です
どんな脳も賢いのですが、重視するポイントが違います。
潜性の脳で見ると、その特性について苦手意識をもつこともありますが、憧れを感じる事があります。
たしかに、論理的、合理的である青脳が話す「論理」を聞くと、それが合理的で論理的であればあるほど、合理的・論理的に反論できないことから「賢い」と感じるかもしれませんが、異なる観点から言えば、バカに見えることもあるはずです。
単なる特性の違いから、プラス評価をしていたり、マイナス評価をしているだけであることは珍しくありません。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。