赤思考は人との関係性を重視する思考です。 会議においても参加者の「輪」「和」を重視し、会議開始前には雑談をするなどして、関係性を構築することを求めます。 いきなり本題から入ることはあまり好みませんし、人の気持ちがどうなるかを重視した発言を好みます。
赤思考は会議で発言するためには、その会議の雰囲気が安心できると感じることが出来ることが必要と考えます。 原因を追及する場合、特定の個人が責任を負わされるような状態を避けようとすることが多く、そのために問題についてオブラートに包んだ表現をすることが多いです。
場合によっては、問題を明らかにした人に対して、「思いやりが足りない」「冷酷だ」と怒りを感じることもあります。
赤思考は感覚的に雰囲気を察知するので、日本人的な「空気を読む」ことに長けています。 場の雰囲気を敏感に察知し、できるかぎり和やかな雰囲気を作ろうと努力したり、険悪なムードを避けようとしたりします。
誰かに問題を伝える時は、相手が気持ち的に受け容れやすい表現をすることを得意としています。 常に発言によって、相手がどう感じるか?を気にしながら会議に参加しているのです。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。 日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。 そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。