上司の柔軟性の違いによって、部下に対する評価が変わってきます。 柔軟性左寄りは、決められたことがあればその通りに継続することを好みます。 柔軟性右寄りは、変更があれば直ぐに受け容れる傾向があります。
柔軟性左寄りの上司は、自分が指示した内容と異なるやり方をしている部下を見ると、「なぜ指示した通りにやらないのだ?いい加減な奴だ」と感じることがあります。 柔軟性右寄りの上司は、部下から「前は○○という手順でしたが・・」と言われると、「今回と以前とは状況が違う。融通が聞かないだめな奴だ」と感じることがあります。
エマジェネティックス®の行動特性の違いも、誤解や偏見、不快感、不信感を抱く原因となっていることがあります。 これらは単なる「特性の違い」でしかありません。 自分の特性と異なる特性を見ると「ネガティブ」に見えることが原因です。
柔軟性右寄りが嫌なこと
柔軟性右寄りは変化を好む傾向があります。 そのため、変化を拒まれるとストレスを感じます。 部下が変化をすぐに受け容れてくれないと、「臨機応変に対応出来ない」とみなしてしまう傾向があります。
柔軟性左寄りが嫌なこと
柔軟性左寄りは変化をせずに済むなら現状維持が心地よいと感じる特性です。 そのため、今すぐ変化をしなくてはならないと言われるとストレスを感じます。 部下の仕事のやり方がコロコロ変わると、「(一つのことをできるようになるまで)腰を落ち着けてやることのできないいい加減な奴」とみなしてしまう傾向があります。
これらの特性を知らないと、「臨機応変に対応しろ!」「コロコロ変わっていい加減なやつ!」と全く正反対のストレスを互いに感じ、それが誤解や偏見、不快感、不信感に綱がり、ギスギスした関係につながることがあるのです。 これらは単なる特性です。
相手の特性を知り、「そんなものだ」と割切って、少し相手にあわせた行動をとることが「思いやり」です。 思いやりをもって接することができれば、自然とチームの雰囲気が温かくなり、信頼感でつながることができるようになります。
エマジェネティックス®(EG)研修を受講し、各特性を理解することで、上司や部下でありがちな問題の解決につながります。 日々、エマジェネティックス(EG)で学んだ特性を意識し、自分の特性と相手の特性について「色で考える」ことを習慣化してください。 そうすれば、エマジェネティックス®研修で学んだ内容を実践的に活用できるようになります。
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