喜多村石油株式会社

【離職率62.5%からの脱却】社長が経営計画書に載せた「無駄な議論をしない」ためのコミュニケーションの共通言語

喜多村石油株式会社

エマジェネティックス®(EG)を知ったきっかけと、導入前の「組織の課題」とは?

ある経営塾で賀川さん(※株式会社EGIJ 会長)と出会いました。「コミュニケーションが良くなるセミナーがあるから、気軽に受けてみたら?」と言われ、その言葉通りに参加したのが始まりです(笑)。
導入前の課題は、経営層と現場社員との間もですが、特に私と副社長の間で「話が通じない」というミスコミュニケーションが起こっていたことです。私自身、ロジックを重視する特性(青緑)なので、「目的と根拠はこうで、スケジュールはこう」と、つい理詰めで説明してしまう。しかし、熱意を持って伝えても、副社長(感情やひらめきを重視する黄赤)は引いてしまい、話が心に入らない。お互い会社の未来を思い、目指すゴールは同じはずなのに、「どっちの山の登り方(やり方)が正しいか」という無駄な議論になってしまう状況でした。

導入を成功に導いた「トップの行動」と、EGの具体的な活用方法を教えてください

導入成功の秘訣は、私自身がEGを深く学び、社員(グループ全体で約530名)への接し方に活かしたことだと思います。私は全社員のプロファイルを経営計画書に載せ、店舗巡回の際には必ずチェックするようにしています。さすがに全員は覚えていませんが、経営計画書でプロファイルを確認し、その都度、相手に合った話し方をするように配慮しています。
その他にも、店舗の裏側(バックヤード)にはプロファイルを貼り出し、「ここではこんなミスコミュニケーションが起きやすいから気を付けてね」や、「その言い方だと地雷を踏んでいるから、こういう言い方をしてみたら?」等、店長達に具体的なアドバイスをしています。
その他にも、管理職にもEGの理解を深めてもらい、評価面談時に部下のプロファイルに合わせた面談を行うようにしたり、採用戦略でもEGを活用しています。当社のインターンシップでEGを実施し、(※インターンでのEG活用には、別途ライセンス契約等、必要な手続きがあります)学生に「この会社は、人とのコミュニケーションを大切にしている」と感じてもらうことで、他社との差別化を図り、選考希望者の増加に繋がっています。

EGを活用して、最も気づかされた「EGの真価」と、その効果は?

最大の気づきは、「自分の当たり前は、相手の当たり前ではない」ということでした。このシンプルな事実に気づいた時、今まで組織の中で、いかに多くの「すれ違い」が起きていたのかを痛感しました。EGの真価は、相手の特性に完璧に合わせられなくても、「配慮しよう」という姿勢を組織全体で持てるようになることだと思います。この意識の変化が、組織の空気を明るく変えました。社員からは「コミュニケーションが取りやすくなった」「そういうことだったのかと、やっと分かった!」と、長年のモヤモヤの原因が理解できたという声が上がっています。

ご自身がアソシエイト(社内・社外講師)の資格を取得して良かったことは何ですか?

一番は、間違った使い方をしないように、深く正確に学べたことです。トップ層が中途半端に理解してしまうと、組織全体が変な方向に進みかねません。また、私だけでなく幹部も資格を持つことで、彼らが次の社員たちに教える形ができ、EGが社内の文化として定着していきます。何より、社員が”明るく楽しく、のびのびと仕事ができる環境”が整ってきたと実感できることが嬉しいですね。EGは皆が笑顔になるツールであり、当社の明るく強い組織づくりに役立っていると感じています。

導入後の具体的な「成果」と「社員を辞めさせない仕組み」を教えてください。

最も大きな成果は、離職率の劇的な改善です。2017年には62.5%という危機的な離職率でしたが、現在では18%程度まで大幅に改善しました。仕組に関しては、主に以下の2つで効果があったと思っています。

①新入社員のフォロー担当をEGも参考に選抜

離職が多かった3年以内の社員に対し、フォロー担当者を選任する仕組みを導入しました。その際、できる限り新入社員と似たプロファイルの先輩を選ぶようにしました。似た特性の方が新入社員の悩みや気になり事に、共感しやすく、早期に心を許して相談してもらえるからです。

②会社説明会の担当スタッフを全ての特性が揃うスタッフ陣営に変更

会社説明会では、EGの思考特性で4色(青、緑、赤、黄色)それぞれを利きにする社員をチームにして行かせるようにしました。そうすれば、どんな特性の学生でも話が合いやすい(考え方等の普通が似ている)社員がいることになり、「自分を理解してくれている」という安心感を与え、選考辞退や内定辞退のリスクを減らす効果がありました。

EGの導入を検討している経営者へ、メッセージをお願いします。

世の中には様々な自己分析ツールがありますが、私はEGを強くおすすめします。なぜなら、誰にでも伝わりやすく、非常にシンプルだからです。たった一つの円グラフと二つの棒グラフで、「自分を知って、相手を知る。そして自分とは異なる特性の人に配慮する」という重要なステップが理解できます。そして、家族も一つの組織です。EGを学べば、家庭内での無駄な喧嘩や相手の地雷を踏むようなこともなくなりますよ。この分かりやすさが、組織全体に浸透させる上での最大の強みです。

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