有限会社エッセンシャルエデュケーションセンター

「僕の指示、ただのノイズでした(笑)」感覚派コンサルタントがEGで見つけた、組織と顧客を動かす“共通言語”

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「僕の指示って、いつも『いい感じで!』だけだったんですよ。そりゃあ、スタッフも困りますよね(笑)」


そう笑って振り返る田中さんは、企業研修・人材育成等を手掛ける経営コンサルタント。 かつては自分の感覚、指示が社員に伝わらず、「俺がいないとダメだ」と空回りしていたそうですが、今ではEG(エマジェネティクス)を武器に、自社の組織変革はもちろん、クライアント企業の採用や営業課題まで鮮やかに解決しています。


自らの失敗談から、SFA(営業支援システム)を駆使した超実践的な活用術まで。 「EGIJ認定アソシエイト(外部講師)」として走り続ける田中さんに、そのユニークな戦い方を聞きました。

EGに出会う前は、社内のコミュニケーションにかなり苦労されていたとか?

そうなんです。僕のプロファイルを見れば一目瞭然なんですけど、黄色(コンセプト型)が一番の利きなので、新しいアイデアが次々に湧いてくるんです。 でも、当時現場を支えてくれていたマネージャー陣は、計画や手順を大事にする「青」や「緑」が利き脳のメンバーたち。
当時の僕は、具体的な指示もなしに「なんか面白そうな感じで!」とか、「いい感じに適当にやっておいて!」って投げちゃう。スタッフからすれば「どう動けばいいの?」って混乱しますよね。 EGを知って、初めて気づいたんです。僕の良かれと思った「急な思いつき」や「思うように自由にやってもらったらよい」という感覚は、彼らにとっては計画を乱すただの「ノイズ」だったんだ、って。

衝撃的な気づきですね(笑)。そこからどう変えたんですか?

歩み寄ることを意識しました。彼らが動きやすいように、「会議のルール」や「プロジェクトの進め方」を変えたんです。まず会議では アジェンダを詳細に作り込んで、「開始5分前集合」を徹底し、「ネクストアクション(ToDo)」を明確にするようにしました。 当たり前のことかもしれませんけどね。プロジェクトに関しても、感覚で進めて現場でドタバタと帳尻合わせをしてなんとか成功させるようなやり方ではなく、「プロセス(緑)」にこだわり、しっかりと計画、準備をするように意識的に変えました。歩み寄ることで初めて、僕のアイデアが、彼らの手で「実行可能な計画」に変わったんです。この成功体験が、今のコンサルティングの原点だと思います。

自社導入だけでなく「EGIJ認定アソシエイト(外部講師)」になろうと思ったきっかけは?

実は、神戸で入門コースを受けた際に、最初の休憩時間にはもう社内講師資格取得講座(アソシエイト育成コース)に申し込んでいました。もちろん、その先のEGIJ認定アソシエイト(外部講師資格)取得までを視野に入れて。

早すぎませんか!?(笑)

もともと、EGを受けたのは、岡本さん(EGIJ取締役社長)から、「MG(マネジメントゲーム研修)とEG、そして環境整備。これをやっていれば会社は大丈夫」と言われたことがきっかけでした。正直半信半疑というか、とりあえず行ってみるかくらいだったんです。行くまでにも実は結構時間がかかってるんですが(笑)でも、実際に受けてみたら、純粋に面白かったというのももちろんあるんですが、仕事柄、常に「お客さまの会社を良くするには?」を考えているので、講義を聞きながら「これは絶対にお客さまの役に立つ! 」と確信しちゃったんですよね。 人間関係の悩みって、どこの会社にもあるじゃないですか。それを感覚じゃなく科学的に「見える化」できるEGは、最強のソリューションになると思ったんです。

実際にクライアント企業には、どのような形でEGを提供しているんですか?

基本的にはオーダーメイドです。「研修やって終わり」にはしません。しっかりとお客さまが抱える課題をヒアリングして、それにマッチする内容での提案を行っています。例えば最近面白かったのは、ある施設の「覆面調査(ミステリーショッパー)」ですね。初めての取り組みでしたので、試行錯誤ではあったんですけど・・。調査においては、チェックする指標はちゃんとあるのですが、そこにプラスしてEGの視点を絡めてみることで、スタッフの接客に関しても、「オペレーション、マニュアル重視(緑)になりすぎて、楽しさ、感情(黄・赤)が伝わっていない」みたいな課題が見えてくることもあって。そういったところまで踏み込めるのも、僕自身がアソシエイトとしてEGを深く理解しているからこそだと思います。

その他にも、田中さんの活用法で驚いたのが、営業活動への組み込み方ですが・・

あ、そこは結構マニアックにやってますよ(笑)。自社の 顧客管理システムに、お客様の担当者のプロファイル情報を紐付けているんです。お相手のプロファイルを意識した営業活動はもちろん、例えばメルマガを送る時も、4つの色(思考特性)に合わせて件名や文章を変えた4パターンを作って、開封率のテストをしたりしています。 商談の時も、相手が「青」利きなら数字から入るし、「赤」利きなら想いから入る。以前は自分の熱量、自分の感覚だけで押してましたけど、今は相手に合わせた「通じる言葉」を選べるようになりました。

効果はありましたか?

肌感覚ですけど、受注率は確実に上がってますね。何より、お客様から「うちの事情をよく分かってくれる」って信頼されるようになりました。取引先の社長から「うちのAさんとBさんの相性が悪くてさ…」なんて、深い人事相談が来るのも、プロファイルという共通言語があるおかげだと思っています。ただ、感覚値だけで終わらせるのではなく、今後はデータを蓄積していき、しっかりとした検証も行なっていくことで、さらなる効果向上を目指していく予定です。

最後に、これからEGでどんなことを仕掛けていきたいですか?

僕ら外部講師資格を持つアソシエイトの役割は、現場でEGを使い倒して、成功事例をたくさん作ることだと思っています。 採用、営業、施設運営……EGの使い方は無限です。これからも、自分たちが実験台となりながら、EGを使って企業がどう変われるのかを実証していきたいですね。そして、そこで出た成果、ノウハウを、また別のお客様を救うために提供する。この循環を続けていきたいです。
ゆくゆくは教育現場、高校や大学などにもEGを届けていきたいですね。大人が変われば会社が変わる。子供たちが変われば未来が変わるはずですから。

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